2024年12月21日
第63回研修会 開催
2024年12月20日、師走も押し迫ったこの日、「腹に落とせ! 精密診断耐震改修設計法」と題して第63回研修会を開催しました。参加者は19名でした。
耐震改修を行う上で、知っておかないといけない究極の設計法がこれ。まずは、何故これが必要なのか、手計算で簡易Ai法による必要耐力を求め、その変化から、改修に必要な耐力を理解しようという内容。
後半は、「達人診断」に課題を読み込んで、改修設計を実際に体験してもらいました。
この研修会用に作った課題ですが、1階X方向の壁が少なく、そう簡単には改修できない、難しい課題になっていたようです。
能登の地震からやがて一年、今年は診断改修も数が増え、ますます要求が高まっているように思われますが、改修速度を10倍に上げても、来たるべき南海トラフ巨大地震に間に合いません。わがネットワークの活動がもっと広がっていくことが期待されます。
2024年11月13日
大府市で耐震改修相談会
2024年10月03日
第62回研修会開催
2024年10月2日(水)、ようやく涼しくなってきたこの日、木造耐震ネットワーク知多 第62回研修会「どうする構造PARTU」と題して、えびす建築研究所の花井勉氏を招いて開催しました。参加者は講師含め34名でした。
総会と合わせて開催した前回の研修会の続編です。花井氏曰く、半年前とあまり変わっていないということでしたが、聞く私たちが変わったのか、真新しい内容に思えました。
えびす建築研究所が現在開発中の木造住宅用の構造系算用プログラムの紹介は、東京にいるスタッフ、飯干氏がオンラインで解説。参加者には是非モニターになって、開発に参加して欲しいとのことでした。
また、能登地震の被災住宅の改修方法についても具体的にお話があり、たいへん勉強になりました。
2024年05月18日
半田市無料耐震診断ローラー作戦(横川区)
2024年03月07日
2024年度総会・第61回研修会 報告
2024年3月6日、午後5時45分より、半田市福祉文化会館 第3会議室に於いて、2024年度総会・第61回研修会を開催しました。参加者は講師、来賓等含め33名でした。
主催の北村代表委員(写真右)の挨拶のあと、来賓として相談役の川端氏(写真左)の挨拶をいただきました。川端氏は震災のあった能登半島での耐震改修活動を紹介し、改修を飛躍的に進める準備をしていたところで、その悔しさを語られました。
(公社)愛知建築士会の角岡半田支部長(写真右)からも挨拶をいただきました。
総会の議題は全て承認され、総会は終了。第2部の第61回研修会に移りました。例年記念講演会を開催していますが、今回は研修会の形を取りました。
テーマは「どうする構造」と題して、1年後に迫る木造住宅の四号縮小に伴う構造設計はどうなるのか、何を準備したらいいのか、みんなで考えようという内容で、(株)えびす構造研究所 花井勉氏を講師に迎え、学びました。
まだ、国交省も流動的なこともあるようで、完全に迷いを吹っ切ることにはなりませんでした。でもこの内容でもう一度、研修会を行いたいと思います。
また、総会の決算予算案に誤りがありましたので下記PDFのように修正いたします。
2024総会決算予算案0302.pdf
昨年総会で記念講演をしていただいた北川教授のインスタントハウスの活動支援の募金が22,000円集まりましたので、同額を募金いたします。
2024年02月21日
東浦町で耐震改修相談会
2023年12月04日
半田市岩滑区で無料耐震診断ローラー作戦実施
2023年12月2日(土曜日)、半田市岩滑区に於いて、無料耐震診断ローラー作戦を行いました。診断員の参加者8名+助手1名でした。
区の役員さん、市の職員、診断員を1チームとし、5チームで行いました。
快晴無風でしたが、きりっと冷え込んだ朝9時、岩滑区民間前に集合し、課帳の挨拶のあと組み分けをし、担当地域に分かれ、作戦開始。
区の役員さんは、玄関を開けてもらう役で、居ると居ないでは大きく効果が違います。そのあと市の職員が制度の案内を行い、「どういうことやるの?」などの質問があると、私たち診断員が説明します。
岩滑区は、半田市で耐震の取り組みをスタートした場所で、ローラー作戦も過去にやりました。そのときは待っていたように軒並み申込を頂きましたが、年数経ち、事情も変わり、そうは行きませんでしたが、区の役員さんの存在が大きく、話をちゃんと聞いていただきました。
2023年11月15日
大府市で耐震改修相談会
2023年09月29日
第60回研修会開催
2023年9月25日(月)、半田市福祉文化会館において、「改修設計ソフトが対応しない 異種・多仕様建物の改修設計法」と題して第60回研修会を開催しました。参加者は21名でした。
内容は高度で、どんな改修設計ソフトでも対応していないものを、独自開発したエクセルワークシートを使って、必要耐力、重心位置を再計算し、評点を見直すというもの。
異種・多仕様の建物は一番条件の悪いところで統一してソフトに掛けますが、いざ再計算してみると必要耐力が減り、評点が上がるばかりと思いきや、重心位置が変わることにより、配置バランスが変わり、かえって評点が下がることも。
重い方にそろえておけば安全、という考え方がそもそも間違っていると感じました。
当日の資料は、木造耐震ネットワーク知多のホームページ、資料室にて公開する予定です。