2021年3月19日、午後5時30分より、半田市福祉文化会館視聴覚室において、2021年度総会・記念講演会を開催しました。
昨年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で会館が使えず、延期もかなわず、結局開催できませんでした。
今年は、感染拡大に注意を払いながら、開催することが出来ました。
参加者は出席会員29名、会員家族1名、会外2名と講師の阿部先生、来賓の愛知建築士会半田支部長の富永氏の34名、欠席委任が11名でした。
北村代表委員の挨拶のあと、昨年4月に就任した富永支部長の挨拶を頂きました。
今回の議題で特徴的なのは、年会費を今年度から徴収しないことになりました。
昨年、活動縮小したため、繰越金が増え、無理をしなければ、数年は研修会が開催できる資力が出来たためです。
消化事業のような研修会をやめ、会員に有益な活動は今まで通り行っていきます。
また、永年運営委員を務めて頂いた石川委員と岩川委員は退任となりました。
第二部の記念講演会は、椙山女学園大学 准教授の阿部順子先生に「愛知県の銭湯は色々スゴい!」と題してお話しいただきました。
フランスの建築を研究しながら、銭湯の研究をするようになったきっかけから、主に東京と愛知の銭湯の特徴の違いなど、たいへん面白く聞くことが出来ました。
愛知の銭湯にはタイルアートのあるところが少なくなく、また、人口当たりの数が少なく、絶滅に瀕している、と聞きました。
半田市内にもたくさんありましたが、今はもう新しい亀崎の湯くらいだと思います。
また、フロアから、神戸の銭湯は湯船が深く、立って入る、との報告があり、銭湯は奥が深いと思いました。
<阿部先生から頂いた手ぬぐい>