2023年04月01日
木造耐震ネットワーク知多 2023年度総会・記念講演会 報告
2023年度総会・記念講演会は桜満開となった3月31日(金)、半田市福祉文化会館(雁宿ホール)視聴覚室に於いて行いました。参加者は講師等含め21名、欠席委任は7名でした。
北村代表委員(写真右)の主催者挨拶の後、愛知建築士会半田支部 大坪支部長が、角岡支部長のメッセージを代読しました(写真左)。
記念講演は、名古屋工業大学大学院教授でライフルアーキテック代表取締役社長の北川啓介先生。
ご自身の生い立ちや建築に進んだいきさつなど、興味が建築にとどまらず、あらゆる方向にも興味を持たれ、生家の稼業「和菓子屋」の職人になることを夢見つつ、現在に至ることなど、お話し頂きました。
インスタントハウスを研究するきっかけは、2011年の東日本大震災。避難所の調査の折、小学生に「大学の先生なら仮設住宅、来週作ってよ」と言われたこと。このような避難者だけで無く、世界には家の無い人たちが大勢いる。建築家の仕事として簡単に誰でも建てられる快適な家を提案することも大事な仕事だと気づいたようです。
写真のスライドはあるイベントで、そのチラシをセロテープで繋いで、簡単な送風機で膨らませたもの。気圧差さえ作れば、簡単に膨らむそうで、このような家庭用の送風機で、東京ドームくらいいけるそうです。このような実験を繰り返し、できあがったインスタントハウス。興味のある方は、ホームページ、ユーチューブなどご覧ください。
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